涙が止まらない『マリと子犬の物語』実話の奇跡と知られざるその後
2007年12月に全国公開された映画『マリと子犬の物語』は、緻密な取材と圧倒的な映像美で震災の記憶を映像化しました。メガホンを取った猪股隆一監督のもと、日本を代表する実力派キャストが集結しています。
村役場に勤め村民のために奔走する父親・石川優一役を船越英一郎、子どもたちを温かく見守る祖父・優造役を名優・宇津井健が好演。そして、妹の彩役を演じた子役の佐々木麻緒の迫真に満ちた涙の演技は、観客の感情を激しく揺さぶりました。さらに、台風中継のリポーター役として故・小林麻央さんが出演していたことも語り草となっています。
作品を象徴するもうひとつの要素が、シンガーソングライター・平原綾香が歌う主題歌『今、風の中で』です。雄大な山古志の自然と、離れていても途切れない命の繋がりを情感豊かに歌い上げたこの楽曲は、物語のクライマックスと完璧に調和し、劇場を大きな感動で包み込みました。