二糖類の覚え方を徹底解説!語呂合わせと還元性の見分け方完全攻略

今注目を集めている 二糖類の覚え方を徹底解説!語呂合わせと還元性の見分け方完全攻略について、多角的な視点をご紹介しています。

Q1:スクロースを加水分解して得られる「転化糖」とは具体的に何ですか?
A1:スクロース1分子を希酸またはスクラーゼ(インベルターゼ)で加水分解すると、等モルのD-グルコース(ブドウ糖)とD-フルクトース(果糖)の混合水溶液が得られます。これを「転化糖」と呼びます。スクロース自体は右旋性(偏光面を右に回転させる性質)を示しますが、生成したフルクトースの強い左旋性によって溶液全体が左旋性に変化(転化)することに由来します。転化糖はスクロースと異なり強い還元性を示します。

Q2:フェーリング反応で赤色沈殿が生じる反応機構と、反応しない二糖類の見分け方は?
A2:還元性を持つ糖の水溶液にフェーリング液(Cu²⁺を含むアルカリ性溶液)を加えて加熱すると、糖のアルデヒド基が酸化されてカルボキシ基になる一方、Cu²⁺が還元されて赤色の酸化銅(I)(Cu₂O)の沈殿を生じます。見分け方は極めて明快で、二糖類の構造式において「グリコシド結合に関与していない遊離のヘミアセタール構造(C1-OH)」が1つでも残っていれば赤色沈殿が生じ、両方の反応点が結合に使われていれば反応しません(スクロース、トレハロース)。

Q3:共通テスト化学の試験直前に確認すべき最優先事項は何ですか?
A3:最優先で確認すべきは「①各二糖類の加水分解生成物(マルターゼ→Glu×2、スクラーゼ→Glu+Fru、ラクターゼ→Gal+Glu)」「②還元性を示さない2大糖類(スクロース・トレハロース)」「③ヨウ素デンプン反応におけるアミロース(濃青色)とアミロペクチン(赤紫色)の呈色の違い」の3点です。これらは過去の共通テスト・センター試験でも繰り返し問われている超頻出項目です。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。