ハイエースグランドキャビンレンタカーの真価!普通免許と料金の落とし穴
実際に運転席に座った際、どのようなフィーリングを受けるのか。現場の利用者の声や試乗取材から見えてきたリアルな評価を整理します。
まずハイエースグランドキャビン運転のしやすさについてですが、視界の良さは特筆すべき美点です。着座位置(ヒップポイント)が非常に高く、見下ろすようなドライビングポジションとなるため、前方視界は大型トラック並みに開けています。ボディの側面も垂直に切り立っており、車両感覚自体は掴みやすい構造です。
しかし、運転経験の浅いドライバーが最も警戒すべきは「内輪差」と「リヤオーバーハング」の2点です。ホイールベースが3,110mmと非常に長いため、交差点の左折や狭い路地のクランクでは、後輪が乗用車の感覚よりも大幅に内側を通ります。乗用車と同じタイミングでハンドルを切り込むと、高い確率で左後輪やサイドシルを縁石に引っ掛けることになります。前席が前輪の真上に位置する「キャブオーバー構造」特有の感覚に慣れるまでは、交差点の交差点中心付近までしっかりと頭を出してからハンドルを切り始める意識が不可欠です。
また、ハイエースグランドキャビン乗り心地評判に関しては、乗用フラッグシップミニバン(アルファードやヴェルファイアなど)をイメージしていると同乗者から不満が出る可能性があります。グランドキャビンのリアサスペンションは、重い荷物や多人数を積載することを前提とした「車軸式リーフスプリング(板バネ)」をベースに設計されています。
空車時や少人数乗車では路面の継ぎ目や段差で跳ねるような突き上げ感が出やすい傾向にあります。ただし、7〜10名の乗員と荷物が積載された状態になると、適度な荷重によってサスペンションがしっかりと沈み込み、走行安定性と乗り心地の落ち着きが劇的に向上します。フワフワとした揺れによる車酔いを防ぐためにも、ドライバーは急ブレーキ・急ハンドルを厳禁とし、カーブ手前での十分な減速を徹底する配慮が求められます。