「果てしなきスカーレット」炎上の謎!酷評の裏に隠された伏線
「後半の展開が意味不明」「感情移入できないまま終わった」——ネット上に溢れる「つまらない」という悲鳴の主因は、極端なまでに説明を省いたテンポ感にある。本作は親切なモノローグで状況を解説する最近の流行とは正反対の道を選んだ。主人公スカーレットが直面する絶望の淵を、セリフではなく視覚と音響だけで突きつけてくるのだ。予備知識なしで観た観客ほど、梯子を外されたような唐突さを感じ、「ひどい」という烙印を押してしまう。しかし、この突放しこそが監督の狙った罠だったとしたらどうだろう。