昭和の歌姫・藤圭子の光と影|宇多田ヒカルへと継がれた伝説の真相
1983年1月19日、アメリカ・ニューヨークで長女・宇多田ヒカルが誕生します。藤圭子は母として深い愛情を注ぎ、幼いヒカルを連れてスタジオに通い詰めました。家族3人で音楽ユニット「U3」を結成してアルバムを制作するなど、生活の中心には常に音楽が存在していました。
1998年、宇多田ヒカルが『Automatic / time will tell』で日本音楽界に衝撃的なデビューを果たした際、その卓越したリズム感やソウルフルな歌唱表現の根底に母・藤圭子の血筋を感じ取った関係者は少なくありませんでした。
ヒカル自身もメディアで「母の歌声こそが私の原点であり、本当の天才」と公言しており、昭和の情念を背負った母の才能は、形を変えて平成・令和を代表するポップミュージックの最高峰へと受け継がれたのです。