独占インタビュー!橘のぞみが語るNetflix話題作の舞台裏
近年、彼女の演技に対して惜しみない賛辞を送っているのが、世界的巨匠・是枝裕和監督だ。日本映画監督協会のシンポジウムにおいても、橘のぞみの「セリフに頼らない感情の機微の表現力」が大きな議論の的となった。同業者である監督たちからこれほどの熱量で注視される俳優は、現代の日本のエンターテインメント界において極めて稀有と言える。
是枝監督が絶賛したというその眼差しについて、本人は「恐れ多い」と謙遜しつつも、言葉以上に伝わる視線の密度について独自の演技論を展開する。「言葉は時として、本質を隠すための装飾になってしまうことがある。何もしない時間のなかにこそ、人間の本当の生々しさが宿ると思っています」。この哲学こそが、彼女を名だたる名匠たちのインスピレーションの源泉に押し上げている理由だろう。