『ヒロアカ』死柄木弔の衝撃結末!志村転弧が辿り着いた救済の真相
長きにわたるヒーローとヴィランの全面戦争において、最大の焦点となったのが死柄木弔の生死とその結末でした。結論から述べると、死柄木弔は最終決戦の末に死亡しています。ネット上では一部で「ヒロアカ 死柄木 生存」という淡い期待を込めた推測も見受けられましたが、作中描写において彼の肉体は完全に崩壊を迎え、灰となって消滅しました。
決戦のクライマックス、デクは死柄木の強固な肉体と憎悪を内側から突破するため、歴代ワン・フォー・オール(OFA)の継承者たちの「個性」を弾丸のように死柄木の精神へ撃ち込むという究極の賭けに出ます。精神世界に踏み込んだデクは、凶悪な破壊神の奥底で一人怯え、泣き叫んでいた少年・志村転弧のオリジンと対峙しました。
しかし、その隙を突いて精神の深淵から再浮上したのが、死柄木を長年「依代(よりしろ)」として利用しようと企んでいたオール・フォー・ワン(AFO)の残留思念でした。肉体と意識の完全な強奪を試みるAFOに対し、死柄木は最後まで抗い、己のアイデンティティを保ち続けます。デクと共に内なるAFOの思念を打ち砕いた直後、限界を超えて酷使されていた死柄木の肉体は、自壊するように砂となって崩れ去っていきました。
消えゆく直前、死柄木がデクに向けて残した最後の言葉は、極めて象徴的でした。
「お前も……せいぜい頑張れや」
それはかつて社会への憎悪と呪詛を撒き散らしていた破壊者の表情ではなく、ひとりの人間として、正面から向き合ってくれた唯一の理解者へ送られた、奇妙なほど穏やかな別れの挨拶でした。