空間を可視化する布の美学:テキスタイルデザイナー庄司はるかの軌跡と挑戦
2018年に「Haruka Shoji Textile Atelier」を立ち上げて以降、庄司は全国各地で印象的なプロジェクトを次々と手掛けている。
高知県「佐川町立図書館さくと」のテキスタイル
木の温もりを生かした建築意匠の中で、光をやさしく拡散させるカーテンを制作。地域の人々が集う温かな空間に相応しい質感と、読書に適した光環境を両立させた。建物の木構造と共鳴するような質感のグラデーションが絶妙な効果を生んでいる。
熊本県「つなぎ温泉ホテル 四季彩」の空間演出
温泉旅館ならではの心地よい滞在感を高めるため、客室やパブリックスペースに特注ファブリックを導入。地域の風土が持つ繊細な色合いを布の上に表現し、ゲストがゆったりとした時間を過ごせる落ち着いた空気感を創出した。
壁紙ブランド「WhO」との協働「CREATORS CIRCLE」
空間の壁面を彩るデザイナーズ壁紙ブランド「WhO」のリレー企画に参加した庄司は、「Patchwork Camo」や「Pinwheels」といったグラフィックを発表。テキスタイルデザイナーならではの「織り」や「重ね」の感覚を平面のデザインに転換し、壁紙の新しい可能性を提示した。