オリエンタルショートヘアの真実|性格や価格相場とシャムとの違いを徹底解説
オリエンタルショートヘアを理解するうえで避けて通れないのが、ルーツとなったシャム(サイアミーズ)との血統的関係性です。1950年代の英国において、戦争等で減少したシャムの遺伝的多様性を回復させると同時に、「シャムの優美なボディラインをそのままに、ポイントカラー以外のあらゆる毛色を持つ猫を作出したい」というブリーダーたちの情熱から交配プログラムがスタートしました。
生物学的な骨格構造や体型(フォーリンタイプおよびオリエンタルタイプ)はシャムと完全に一致しており、逆三角形のシャープな頭部(くさび型)、頭部に対して驚くほど大きな両耳、ムチのように細く長い尾が特徴です。体重は成猫時で約2.5kg〜4.5kgと極めて筋肉質かつ引き締まった体躯を保ちます。
最大の違いは被毛のカラーバリエーションにあります。シャムが顔面や四肢の先端に色が乗る「ポイントカラー」と青い瞳に厳格に限定されるのに対し、オリエンタルショートヘアはソリッド(単色)、タビー(縞模様)、バイカラー、トータシェルなど300通りを超える毛色と模様が公認されており、目の色もグリーンやアンバーなど多彩です。