Cm関節症の痛みを放置すると「指が使えなくなる」深刻なリスクと2026年最新治療
母指CM関節症は、手首と親指の骨をつなぐ第1中手骨と大菱形骨の間にあるCM関節(carpometacarpal joint)の軟骨がすり減り、炎症や骨の変形を引き起こす疾患だ。京都大学医学部附属病院形成外科の公開解説では、過度の関節の酷使や加齢、その他の原因により関節のゆるみと炎症が生じ、次第に軟骨が摩耗して骨が露出するようになると説明されている。初めは「だるい痛み」から始まり、進行すると安静時にも痛むようになる。
原因として大きいのは加齢による軟骨の脆弱化と職業・家事などでの親指への繰り返しの負荷だ。特に、裁縫や編み物、キーボード作業、スマートフォンの長時間操作、料理での包丁さばきなど、「親指の付け根に軸圧がかかる動作」を日常的に行う人は発症リスクが高い。また、出産後の女性ホルモンの変化や関節のゆるみやすい体質(全身関節弛緩性)も影響すると専門医は指摘する。メディカルドックの医師監修記事でも、なりやすい人の特徴として40代以降の女性、親指を酷使する職業、関節が柔らかい人が挙げられている。