アキレス腱の痛み、放置すると歩けなくなる日が来る理由

アキレス腱の痛み、放置すると歩けなくなる日が来る理由に関する最新のニュースを分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。

アキレス腱断裂の瞬間、多くの人は「後ろから石を投げられた」「バンッと音がした」と表現する。実際には、断裂した腱が縮み、衝撃音が体内で響くのだ。断裂すると歩行はおろか、つま先立ちすらできなくなる。治療は保存療法(ギプス固定)か手術療法の2択。いずれにしても、競技復帰までにはおよそ6カ月から1年を要し、元のパフォーマンスに戻る保証はない。

整形外科医の話では、断裂患者の約8割が「断裂前にアキレス腱に痛みがあった」と証言しているという。つまり、断裂は突然の事故ではなく、長い警告期間を無視した結果というのが実態だ。アキレス腱の痛みを「年だから」「運動不足だから」と自己流で片付けず、適切なタイミングで対処することが、未来の歩行機能を守る。

【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準

アキレス腱の痛みに対するセルフケアは、痛みの程度が軽く、運動後のみに出現する「初期段階」の人に向いている。アイシング、負荷の調整、正しいストレッチ、テーピング、インソールの活用で、十分に改善が見込める。特に、ランニング障害としての初期の張りや違和感は、練習量の見直しとケアでリセットできるケースが多い。

一方、セルフケアだけで済ませてはいけない人は、以下の条件に当てはまる場合だ。

・朝起きると毎回痛い
・歩くと痛い状態が2週間以上続く
・アキレス腱を触ると周囲より太く、硬い
・ステロイド注射を打ったことがある
・40代以上で、過去にふくらはぎの張りが慢性化していた

これらはすべて断裂リスクを高める要因。迷わず整形外科を受診し、超音波検査やMRIで組織の状態を確認するべきだ。痛み止めの湿布や市販薬でごまかす時間が、将来の歩行機能を失わせる。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。