痩せ型なのに高血糖?インスリン抵抗性の罠と2026年最新改善法
Q1:健康診断の空腹時血糖値やHbA1cが基準値内なら、痩せ型でも心配する必要はありませんか?
A1:安心は禁物です。痩せ型インスリン抵抗性の初期段階では、空腹時血糖値や過去1〜2か月の平均値であるHbA1cは正常範囲内に収まるケースが非常に多く見られます。食後1〜2時間後に強い眠気、倦怠感、集中力低下を感じる場合は「食後高血糖(血糖値スパイク)」を起こしている可能性が高いため、医療機関での75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)や、市販の持続血糖測定器(CGM)を用いた実態把握をおすすめします。
Q2:痩せ型でインスリン抵抗性を改善したい場合、どんな検査を病院にお願いすべきですか?
A2:内科や糖尿病内分泌内科を受診し、「食後の体調不良が気になるため、インスリン分泌と抵抗性の状態を詳しく調べたい」と相談してください。具体的には、空腹時インスリン値と空腹時血糖値から算出する「HOMA-IR」、糖負荷後の血糖値とインスリン値の推移を追う「75g OGTT」、体組成計(InBody等)や腹部エコーによる「骨格筋量・異所性脂肪(脂肪肝など)」の確認を依頼するのが最も確実です。
Q3:炭水化物を減らすべきか、それともしっかり食べるべきか迷っています。どうすべきですか?
A3:極端な糖質制限は筋肉を減らし、耐糖能をさらに悪化させるため避けてください。基本は「良質な複合炭水化物を毎食適量(ご飯なら軽く茶碗1杯程度)摂る」ことです。その上で、白米を玄米やもち麦ご飯に変える、野菜やタンパク質のおかずを先に食べる「ベジ・プロテインファースト」を徹底し、食後に軽く歩くことで、糖質を敵視せずに筋肉のエネルギーとして活用する代謝リズムを作り上げてください。