伊藤詩織を巡る真相と裁判の全貌|最高裁判決と現在

伊藤詩織を巡る真相と裁判の全貌|最高裁判決と現在の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。

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事件の発端は2015年4月3日に遡ります。当時、ジャーナリストとしての就労ビザ取得やキャリア形成を目指していた伊藤詩織氏は、TBSのワシントン支局長であった山口敬之氏と都内の飲食店で面会しました。会食の途中から急激な酩酊状態に陥った伊藤氏は、山口氏によってホテルへ連れて行かれ、意識が混濁した状態で性行為を受けたと主張しました。

伊藤氏は直後に警察へ被害届を提出し、捜査機関は準強姦罪(当時の罪名)の容疑で捜査を開始。一時は逮捕状が発付されたものの、執行直前で見送られるという異例の展開をたどりました。その後、2016年8月に東京地検は嫌疑不十分として不起訴処分を決定。検察審査会にも審査を申し立てましたが、2017年9月に「不起訴相当」の議決が下されました。

刑事手続きにおける立証の壁に直面した伊藤氏は、2017年5月に実名と顔を公表して記者会見を開き、民事上の損害賠償請求訴訟を提起。密室の出来事を白日の下に晒し、日本の司法と社会に巨大な議論を巻き起こす発端となりました。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。