阪急淡路の再開発で激変する下町グルメ、地鶏ブームの火付け役「なかの食鶏」が今選ばれる理由
暖簾をくぐった瞬間に漂う、香ばしい炭火の香り。この店を訪れた客がまず驚くのは、提供される鶏肉の圧倒的な「弾力」と「旨味」だ。一般的な居酒屋で使われる冷凍の鶏肉とは一線を画し、ここでは毎朝処理されたばかりの「朝引き地鶏」にこだわっている。
鮮度が命の鶏肉は、時間が経つにつれて水分が抜け、特有の臭みが出てしまう。しかし、同店で供される肉は、まるで吸い付くようなしっとりとした質感と、噛むほどに溢れ出る濃厚な脂の甘みがある。特に人気の「ももタタキ」や「むね肉のお造り」は、その鮮度の高さをダイレクトに実感できる逸品だ。一口食べれば、これまで食べていた鶏肉は何だったのかと、概念を覆されることは間違いない。