パナソニックインダストリーが描く車載・半導体革新の全貌と未来
AIサーバーやデータセンターの急増は、半導体パッケージング技術の限界を押し広げている。ここで強烈な存在感を発揮しているのが、同社の高機能半導体実装材料事業だ。超低伝送損失を誇る多層基板材料や、高熱伝導性を備えた封止材料は、最先端の生成AIチップの性能をフルに引き出す鍵として世界中のファブレスやOSAT(半導体後工程請負企業)から熱い視線を集める。
技術部門の舵取りを担う取締役CTOの坂本真一氏は、技術革新における「材料科学の力」を強調する。単なる電気特性の改善にとどまらず、熱ストレスによる基板の反りや歪みを分子レベルの設計で制御する高度なアプローチ。これが、他社の追随を許さない絶対的な優位性を生み出している。