甲状腺が腫れてると言われた理由とは?疑うべき病気と受診科まとめ
甲状腺の腫れで考えられる病気は、甲状腺ホルモンの分泌バランスが崩れる「機能異常」と、組織の一部が変化する「腫瘍性病変」に大別されます。なかでも頻度が高いのがホルモン分泌の異常です。
甲状腺ホルモンは全身の代謝をコントロールするエンジンのような役割を果たしており、過剰に分泌される状態を甲状腺機能亢進症、分泌が不足する状態を甲状腺機能低下症と呼びます。この2つの違いを理解することが、自身の体調変化を見極める第一歩です。
亢進症の代表格である「バセドウ病」では代謝が異常に高まり、常に全力疾走しているような状態になります。一方、低下症の代表である「橋本病(慢性甲状腺炎)」では代謝が著しく落ち、心身の活動レベルが低下します。甲状腺機能亢進症と低下症の違いは、現れる症状が正反対になる点にあります。