銀座七宝ビルの全貌!安藤七宝店の歴史と最新テナント事情を総力取材
銀座七宝ビルを語る上で欠かせないのが、ビルの象徴でありオーナー企業でもある「安藤七宝店」の歴史です。安藤七宝店は、1880年(明治13年)に名古屋で創業した尾張七宝の老舗であり、日本の伝統工芸を世界に知らしめたパイオニア的存在として知られています。
明治時代には宮内庁御用達を拝命し、皇室の慶祝品や国賓への贈呈品、国内外の博覧会で数々の栄誉に輝きました。東京進出以降、安藤七宝店 銀座店は日本の美意識を体現するサロンとして、政財界の重鎮から文化人、海外のコレクターまで多くの人々を魅了し続けています。
現在ビルが立つ敷地は、長年にわたり銀座の文化的な発信拠点としての役割を果たしてきました。金属の素地にガラス質の釉薬を焼き付ける七宝焼の繊細な輝きは、流行の移り変わりが激しい銀座において、変わらない本物の価値を伝え続けています。