ミスター・ラグビー没後10年、「平尾誠二の息子」が選んだ真の道——父の遺志と山中伸弥教授との絆が紡いだ現在
メディアで描かれる平尾誠二氏は、知的でスタイリッシュな最高峰のラガーマンだ。だが、昂大氏をはじめとする家族が記憶しているのは、もっと温かく、茶目っ気に満ちた姿である。
多忙を極める日程の合間を縫っては、家族との時間を何よりも大切にし、息子の成長を温かな眼差しで見守っていた。父が亡くなった後も、母・惠子さんや家族同士の絆は固く、父が遺した言葉や思い出が、今も一家の心の支柱となっている。父の生き様そのものが、子どもたちにとって一生の財産となっているのだ。