うちはイタチの声優は石川英郎!交代の噂や少年期・名演の裏側を徹底解剖
『NARUTO 疾風伝 声優一覧』を振り返る上で、絶対に外せないのがうちはサスケ役の杉山紀彰さんと石川英郎さんの緊迫した掛け合いです。
物語の大きなターニングポイントとなった「サスケ VS イタチ」の兄弟対決。長年追い求めた復讐を果たすべく憎悪をぶつけるサスケに対し、病魔に侵され視力を失いかけながらも弟の力を引き出し、呪印から解放しようとしたイタチ。その死に際、サスケの額を指で小突く「デコトン」とともに囁かれた一言は、アニメ史に残る屈指の名シーンです。
「許せサスケ……これで最後だ」
このセリフの収録において、石川さんは決して過剰に泣き叫ぶような芝居はせず、弟への底知れぬ愛と自らの過酷な役目を終えた安堵感を、消え入りそうな吐息の中に込めました。スタジオではサスケ役の杉山さんと極限の集中力で対峙し、テストなしの一発録りに近い張り詰めた空気の中で名テイクが生まれたと語り継がれています。
さらに第四次忍界大戦にて、薬師カブトの「穢土転生」によって蘇ったイタチが、術を解除して再び昇天する際の名言も涙なしには見られません。
「お前は一生許さなくていい……お前がこれからどうなろうと、おれはお前をずっと愛している」
額を突き合わせ、一人の対等な忍としてサスケを認め、兄としての無条件の愛を告げたこのボイスは、石川さんの温かくも切ない声のトーンによって、全アニメファンを涙腺崩壊させました。