『鬼滅の刃』真菰の死因と悲痛な過去|錆兎との絆や生存説の真相を解明

『鬼滅の刃』真菰の死因と悲痛な過去|錆兎との絆や生存説の真相を解明に関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。

炭治郎が大岩を斬首することに成功した直後、真菰は「勝ってね、炭治郎。あいつにも」という哀愁を帯びた言葉を残し、霧の中に溶けるように姿を消しました。読者に突きつけられた戦慄の真相は、鬼殺隊の最終選別が行われる「藤襲山(ふじかさねやま)」で明らかになります。真菰はすでにこの世の者ではなく、過去の最終選別で命を落とした霊魂だったのです。

真菰の命を奪った元凶は、47年前に江戸・慶応の時代に鱗滝によって生け捕りにされ、藤襲山へ封じ込められていた大型の異形鬼「手鬼」でした。手鬼は鱗滝への怨嗟から、鱗滝の目印である「厄除の面」をつけた弟子を執拗に標的に定め、これまでに合計14人の弟子を喰らい殺していました。

手鬼が生々しく回想した戦闘の経緯によると、真菰は膂力こそ劣るものの非常に俊敏であり、水の呼吸特有の流麗な体術で手鬼の無数の腕を切り落として翻弄していました。しかし、手鬼が放った悪質な心理攻撃が戦局を暗転させます。

「自分が鱗滝の弟子を何人食ったか」を誇らしげに語り、鱗滝が弟子を死地へ送り込んでいる元凶であるかのように真菰を精神的に追い詰めたのです。育ての親を侮辱され、先立った兄弟子たちの無惨な死を知らされた真菰は、激しい悲嘆と恐怖から呼吸を乱し、泣き出して動きを止めてしまいました。その隙を突いた手鬼によって手足を一本ずつ引きちぎられ、なぶり殺しにされて喰い殺されるという、凄惨極まる最期を迎えました。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。