離乳食のピーナッツはいつから?遅らせると危険な最新真相と進め方
「ピーナッツはいつから離乳食に取り入れてよいのか」という疑問に対し、小児アレルギー学の現場では明確なパラダイムシフトが起きています。過去にはアレルギーを恐れて1歳過ぎや2〜3歳まで避ける傾向が見られましたが、現在のピーナッツ早期摂取によるアレルギー予防の科学的根拠は世界中で確立されつつあります。
英国で行われた大規模臨床試験「LEAP研究」をはじめ、日本小児アレルギー学会の指針等でも示されている通り、アレルゲンとなり得る食物を完全に除去・遅延させることは予防効果を持たないばかりか、むしろ感作リスクを高める要因になり得ることが判明しました。一般的な健康状態の乳児であれば、離乳食の基本食材(おかゆ、野菜、白身魚、豆腐など)に慣れた離乳食中期(生後7〜8ヶ月頃)からのスタートがひとつの目安です。
ただし、自己判断での拙速な導入は禁物です。消化機能や嚥下機能の発達段階を見極め、適切な形状と分量を守ることが大前提となります。