池江璃花子の余命説に迫る!闘病の真相と現在の体調・復帰の全貌

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時計の針を2019年2月に戻そう。オーストラリア合宿中に体調不良を訴え、帰国後に下された診断は「急性リンパ性白血病」。東京五輪のメダル最有力候補と目されていた18歳の少女にとって、それはあまりに過酷な宣告だった。抗がん剤治療による激しい吐き気、全身の倦怠感、そして髪の毛が抜け落ちていく恐怖。幾度となく「死」を意識せざるを得ない極限状態だったと、後に本人は吐露している。

造血幹細胞移植という大手術を乗り越え、彼女は約10カ月に及ぶ入院生活を耐え抜いた。かつて指導にあたった三木二郎コーチをはじめとするサポート陣は、競技者としてではなく、まず「一人の人間としての命」を守るために寄り添い続けた。退院後、水に入ることすら禁じられていた時期から、一歩一歩筋力を戻していった地道な歩み。病を克服した彼女の姿は、同じ病に苦しむ世界中の患者にとって計り知れない希望の光となった。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

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