お酒のショットガンとは?危険な理由と度数・正しい飲み方を徹底解明
歓楽街のショットバーやオーセンティックな店舗において、ショットガンは最もトラブルに発展しやすい取扱注意のカクテルです。最大の問題は、飲み方を知らない客が無闇にグラスを力任せに叩きつける行為です。
一般的なショットグラスは肉厚に作られているとはいえ、所詮は成型ガラス。力任せに木製カウンターや大理石に叩きつければ、グラスの底が抜けたり粉々に砕け散ったりします。手のひらを裂傷して救急搬送される事故や、バーの高級天板を陥没させて数十万円の損害賠償問題に発展した事例は枚挙にいとまがありません。
もし飲む機会があるならば、以下のステップによる物理的な作法とマナーを徹底しなければなりません。
- ステップ1(ボトルの選定と注文):必ずバーテンダーに「ショットガンを頂いてもよろしいですか?」と確認を取る。カウンターへの配慮として、厚手のバーマットや布コースターを提供してもらうのが大人の礼儀です。
- ステップ2(グラスの密閉手法):親指と人差し指の付け根付近、肉厚な掌底(しょうてい)部分を使い、グラスの縁を完全に密閉します。隙間があると炭酸の内圧が逃げ、ただ中身が指の周りから飛び散るだけの無様な状態になります。
- ステップ3(叩くコツは力ではなくスナップ):腕を高く振り上げて殴りつけるのは完全な間違いです。テーブルからグラスの底をわずか2〜3cm浮かせ、手首のスナップを利かせて鋭くトンと落とすだけで十分です。密閉された内部で液体の慣性によって炭酸が一気に活性化し、真っ白な泡が立ち上がります。
- ステップ4(泡が消える前に飲み干す):叩きつけたら迷わず一瞬で口元へ運び、泡立つ液体をあおります。この際、勢い余ってグラスの縁を前歯に強くぶつけ、歯を欠損させる事故が多いため顎を軽く引いて飲むのが鉄則です。
また、飲み終わった後にすぐチェイサー(氷水)をグラスと同量以上飲むことが絶対に欠かせません。この一手を抜くだけで、翌日の激しい二日酔いと急性アルコール障害の発生確率が跳ね上がります。