ベースとギターの決定的な違いとは?初心者向け比較と失敗しない選び方

ベースとギターの決定的な違いとは?初心者向け比較と失敗しない選び方について分かりやすく解説いたします。最新の情報をご確認ください。

構造の違いは、そのままベースとギターの音域とチューニングの違いに直結しています。両者のレギュラーチューニングを比較すると、以下の関係になっています。

  • エレキギター(6本弦):6弦から順に「E - A - D - G - B - E」(低音から中高音)
  • エレキベース(4本弦):4弦から順に「E - A - D - G」(ギターの6〜3弦と音名は同じだが、丸々1オクターブ下)

この1オクターブの音域差が、バンドにおけるベースの役割とギターの立ち位置を決定づけます。ベースはドラムのキック(バスドラム)と密接にシンクロし、楽曲の重心となる「低音のグルーヴ」と「和音の根音(ルート音)」を供給します。ベースが抜けると楽曲は一気に薄っぺらく頼りない響きになり、ベースが的確にドライブすると会場全体の床が揺れるような心地よいグルーヴが生まれます。

一方でエレキギターは、コード(和音)をかき鳴らして空間を埋めるバッキングから、耳に残るリフ、ボーカルに匹敵するエモーショナルなリードソロまで、華やかな中高音域を縦横無尽に担当します。楽曲の「表情・色彩・顔」を作るのがギターの役目です。

役割の違いはギターとベースの音作りの違いとアンプ選びにも明確に現れます。ギターは歪みエフェクター(オーバードライブやディストーション)を用いて倍音豊かな攻撃的サウンドを作ることが多い一方、ベースは原音の芯を損なわないクリーン〜弱めの歪みやコンプレッサーによる音圧調整が基本です。また、ギターアンプにベースを繋いで大音量を鳴らすと、強烈な低音入力でスピーカーコーンが破損する危険があるため、練習用の小型機であっても必ず専用のベースアンプを用意する必要があります。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。