なぜ鼻を描くと違和感が出る?立体感を生むプロの裏技と上達法

なぜ鼻を描くと違和感が出る?立体感を生むプロの裏技と上達法とはどのようなものなのか? 専門的な分析を整理してお届けします。

鼻を破綻なく描くためには、角度に応じた適切なアタリの設計が不可欠です。ここでは、鼻の描き方イラスト初心者がつまずきやすい3大アングルにおいて、プロが実践するアタリの基準を整理します。

まず、作画の難所とされる鼻の書き方正面と横顔から見ていきましょう。正面顔の場合、鼻筋を上から下まで線で繋いでしまうと一気に古臭い印象や圧迫感が生じます。正面では「眉間の窪み(鼻根)」「鼻先の丸み(鼻尖)」「小鼻の底面」の3点だけを意識し、線ではなく「鼻先の下に落ちる三角形の小さな影」だけで位置を示すのが現代のスタンダードです。

一方、横顔では「眉間・鼻先・人中・上唇・下唇・顎先」を結ぶラインの傾斜が命となります。いわゆる「Eライン(エステティックライン)」を意識し、鼻先から顎先を結んだ直線に対して上下の唇が収まる、あるいはわずかに触れる比率を意識すると、骨格的に整合性の取れた美しい横顔が完成します。

作画頻度が最も高い斜め向きでは、鼻の書き方斜めのアタリを「三角錐(ピラミッド型)」または「くさび形のブロック」として捉える手法が極めて有効です。眉間の窪みから鼻先へ向かって三角形の上面を伸ばし、そこから小鼻に向けて側面の傾斜を作ります。顔の十字線を描く際、鼻の底面が顔のカーブにしっかりと接地しているかを確認することで、斜め顔特有の「鼻だけが浮いている」現象を完全に回避できます。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

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