レオタードCmのあの女性は誰?歴代名作から最新事情まで徹底検証
放送当時の熱狂と、ソーシャルメディア上で巻き起こるリアクションを精査すると、そこには日本特有の「身体表現に対する視聴者の心理的メカニズム」が見て取れます。
5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)やX(旧Twitter)、Yahoo!知恵袋などに蓄積された生の声を集約すると、反応は大きく2つの潮流に分かれます。一つは「純粋な身体能力に対する驚嘆」です。「足の上がり方が異次元」「体幹がブレなさすぎてCGかと思った」といった技術面への称賛は、特にサントリー『燃焼系アミノ式』の新体操技や、現代のバレリーナ起用CMにおいて顕著に表れます。
もう一つは「集団行動の美学」に対する心理的快感です。武富士CMに代表される「全員が寸分違わぬタイミングで同じポーズを決める爽快感」は、日本人の規律性やフォーメーションダンスを好む美意識と深くリンクしています。リアルタイムで視聴した世代だけでなく、YouTubeやTikTokの切り抜き動画で初めて知ったZ世代からも「この時代のエネルギッシュな空気感がかっこいい」「一周回ってエモい」といった再評価の声が上がっています。
一方で、過去のハイレグ演出に対しては「今では地上波で流せない攻めすぎた表現」という指摘も存在し、時代の倫理基準の変化を測る格好のモノサシとして語られるケースも少なくありません。