リンデロンVg軟膏は顔に塗っても大丈夫?危険な副作用と正しい塗り方
小さな子供や乳幼児の皮膚は、大人の半分程度の厚みしかありません。バリア機能が未成熟なため、薬剤の経皮吸収率は成人の数倍に達します。そのため、小児皮膚科診療において子供の顔面トラブルに対して処方されるステロイドは、通常Mediumランク(ロコイド軟膏やキンダベート軟膏)またはWeakランクが基本方針となります。
ただし、重度のアトピー性皮膚炎の急性増悪期や、激しい接触皮膚炎(かぶれ)で浸出液が止まらない場合など、短期間で炎症の火消しを行う目的で医師があえてリンデロンVGを数日間限定で処方するケースは存在します。
保護者が実践すべき重要ルールは以下の通りです。
- 指示された日数(概ね3〜5日以内)を厳守する:良くなってきたからと別の湿疹に使い回さない。
- 指示部位以外に広げない:健康な皮膚まで広く塗り広げず、赤みやただれが強い部分だけにピンポイントで乗せる。
- 改善後のステップダウン:症状が落ち着いたら医師の指示通り保湿剤やマイルドな薬剤へと切り替える。