座薬とはどんな薬?飲み薬より早く効く理由と痛くない正しい使い方
座薬は「体温(36〜37度前後)で速やかに溶ける」ように特殊な油脂性基剤や水溶性基剤で作られています。裏を返せば、室温が高い環境では簡単に溶けて変形してしまうデリケートな医薬品です。
座薬の保管方法は冷蔵庫(冷暗所・約1〜15度)が基本です。特に夏季の室内や車内放置は数十分で液状化するリスクがあります。ただし、冷えすぎによる凍結を防ぐため、冷凍庫ではなく冷蔵室のドアポケットや野菜室での保管が推奨されます。
万が一、持ち歩きなどで座薬が柔らかくなってしまった場合でも、包装容器を開けずに先端を下にした状態で氷水につけるか、冷蔵庫へ戻して冷やすことで再度固めることが可能です。ただし、著しく形状が崩れてしまった場合や、中身が漏れ出している場合は正確な薬用量を投与できなくなるため、使用を避けて薬剤師に相談してください。