触覚が変と感じたら要注意!手足の違和感・病気のサインと受診科一覧
「皮膚の感覚がおかしいけれど、どの病院に行けばいいのかわからない」と悩む方は非常に多いです。受診先の選択を誤ると診断が遅れる要因となるため、症状の出方に合わせた診療科の選択が肝要です。
受診先を判断するための目安は以下の通りです。
・脳神経外科・脳神経内科:急激な発症、触覚の左右差、顔のゆがみや麻痺を伴う場合
・整形外科:首や腰の痛みを伴う、特定の指や片足だけに触覚異常が出ている場合
・内科・糖尿病内科:両手足の先端がじんじんと左右対称にしびれる、生活習慣病の既往がある場合
・皮膚科:皮膚に発疹、赤み、水ぶくれがあり、触るとピリピリ痛む場合(帯状疱疹の疑い)
・心療内科・精神科:各種検査で異常がなく、強い精神的ストレスや不眠が続いている場合
医療機関では、触覚の異変を特定するために多彩な感覚神経障害の検査が実施されます。筆や綿を用いた「触覚検査」、細い針で刺激する「痛覚検査」、音叉を用いた「振動覚検査」といった理学的診察に加え、神経の伝達速度を数値化する「神経伝導速度検査(NCV)」や、脳・脊髄の病変を捉える「頭部・脊椎MRI検査」、血液検査によるビタミン・血糖値のチェックが行われます。
病院を受診するまでの応急的な対処法として、触った感覚が鈍い部位を無理に熱い湯につけたり強くマッサージしたりするのは避けてください。感覚が鈍っている状態での温熱療法は、低温やけどの重大なリスクを伴います。まずは患部を締め付けない服装で保温し、症状が現れた日時や部位、変化の経過をメモに残して医師へ正確に伝える準備を整えましょう。