22時はもう遅い?「シンデレラタイム」の常識が覆る、2026年最新の睡眠科学とタイパ至上主義の罠
詳細を見る
長年、美容誌や健康番組で擦り切れるほど紹介されてきた「夜10時から深夜2時」という時間枠。この時間帯に成長ホルモンが最も分泌されるという説が、実は科学的な根拠に乏しいことは以前から指摘されていた。
最新の睡眠医学において重要視されているのは、「何時に寝るか」ではなく、「入眠直後の90分間にどれだけ深いノンレム睡眠をとれるか」である。この最初の深い眠りのタイミングで、一晩に分泌される成長ホルモンの約8割が放出される。つまり、たとえ午前2時にベッドに入ったとしても、最初の90分が深く良質なものであれば、体内の修復プロセスは正常に行われるのだ。時計の針に縛られる必要は全くない。