大阪難波の噂を追う!ビックカメラ心霊伝説と千日デパートの真相
噂の根底にあるのは、1972年5月13日の夜に発生した「千日デパート火災」だ。日本におけるビル火災史上、最悪の死傷者を出したこの事故では、118名もの尊い命が奪われた。煙に巻かれた犠牲者の多くは、上層階にあったキャバレー「プレイタウン」の客や従業員たちだったという。
当時の「千日デパート」は、映画館やボウリング場、飲食店などがひしめく難波のランドマークだった。しかし、夜間の工事現場からの出火と初期消火の遅れ、複雑な店内構造が災いし、一瞬にして猛烈な煙と有毒ガスがビル内を包み込んだ。逃げ場を失った人々が窓から飛び降りざるを得なかった凄惨な状況は、当時の人々に深いトラウマを残した。