Apple Payで領収書は出る?経費で落とす発行法とインボイスの罠
実店舗でApple Payを利用する場合、領収書を入手するフローは極めてシンプルです。決済を行う端末がiPhoneになっただけで、レジで発行されるレシートそのものが領収書となります。
Apple Payのコンビニ領収書を受け取る際は、決済完了の電子音が鳴った直後に店員からレシートを受け取るだけです。セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンなどの大手チェーンが発行するレシートには、インボイス登録番号や消費税の内訳がすべて印字されているため、そのまま経費精算の書類(適格簡易請求書)として活用できます。
Apple Payのタクシー領収書も同様です。車載端末にiPhoneをかざして決済した場合、車内のプリンターから出力される「タクシー利用明細・領収書」を必ず受け取ってください。「GO」や「S.RIDE」などの配車アプリ内でApple Pay決済を行った場合は、車内での紙の受け渡しではなく、アプリ内の乗車履歴から領収書PDFをダウンロードする運用になります。
なお、Apple Payの領収書の宛名に関して「会社名の手書き領収書がほしい」と希望するケースがあります。しかし、小売店やタクシー、飲食店などの不特定多数を相手にする業態では、宛名のない適格簡易請求書(レシート)で税務上完全に認められています。むしろ手書きの領収書へ書き換えてもらうと、レジレシートと二重発行扱いになってトラブルの原因になったり、インボイス登録番号の記載漏れが発生するリスクがあるため、機械印字のレシートをそのまま保管するのが最も確実です。