筋トレのRmとは?伸び悩みを劇的に変える計算式と最新の負荷設定

筋トレのRmとは?伸び悩みを劇的に変える計算式と最新の負荷設定についての真相を徹底解説します。

筋トレを始めると必ず耳にする「RM」とは、英語のRepetition Maximum(レペティション・マキシマム)の頭文字を取った専門用語で、日本語では「最大反復回数」と訳されます。これは「特定の負荷(重量)に対して、正しいフォームを維持したまま何回繰り返して限界を迎えるか」を表す指標です。

例えば、ある重量をフルレンジ(完全な可動域)で「何とか1回だけ持ち上げられるが、2回目は絶対に上がらない」という限界の重量を「1RM」と呼びます。同様に「ギリギリ8回持ち上げられる限界重量」であれば「8RM」、「10回で限界を迎える重量」であれば「10RM」と定義されます。

ここで多くの人が混同しやすいのが、「レップ数(回数)」と「RM」の違いです。運動指導の現場でも、この両者の混同が停滞の主因として指摘されています。

レップ数(Reps)は単に「動作を何回行ったか」という行動のカウントに過ぎません。例えば、20回連続で上げられる軽いダンベルを10回だけ持ち上げて動作を終えた場合、それは「10レップ」行ったことにはなりますが、「10RMの負荷をかけた」ことには一切なりません。筋肉に対して所期の刺激を与えるためには、設定した回数で限界を迎える(あるいは限界値からあと1〜2回余裕を残す程度まで追い込む)強度設定が不可欠です。この「強度と回数の相関関係」を体系化し、狙った適応を引き出す手法こそがRM法トレーニングです。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。