縦書きの漢数字ルール決定版!住所・日付・二桁の正しい表記マナー
日付の縦書き表記でも、和暦と西暦で適用されるルールが異なります。ここを取り違えると、文書全体のフォーマットが一気に崩れて見えます。
和暦表記:位取りをしっかり入れるのが伝統マナー
元号を用いた和暦(令和など)では、十の位を省略せずに「十」を入れて書くのが正式な礼儀です。
- 令和8年3月15日 → 令和八年三月十五日(「三月一五日」は不可)
- 令和8年10月20日 → 令和八年十月二十日(「一〇月二〇日」は避ける)
- 1日 → 一日(元旦などの特別な慣習を除き、通常の数字通り書く)
西暦表記:四桁の数字は「千・百」を省くのが定着した経緯
縦書きで西暦を書く場合、「二〇二六年」と書くのが現在の大手新聞社や出版社の共通ルールです。かつて明治から昭和初期にかけては「二千二十六年」のように位取りを入れる記述も見られましたが、文字数が肥大化して縦の流れを阻害するため、西暦に関しては十の位・百の位・千の位を省略する棒読み表記がデファクトスタンダードとなりました。
- 2026年 → 二〇二六年(「二千二十六年」は現在では過剰で不自然とされる)
- 1998年 → 一九九八年
ただし、西暦表記であっても月日の部分は「十一月二十五日」のように位取りを入れて書くのが一般的であり、年と月日で異なる規則が併存している点が初学者を悩ませる要因となっています。