ブロッコリーが白くなる謎を解明!カビとの見分け方と最新保存法
消費者が最も知りたいのは、目の前にある白い変色が「安全なブルーム」なのか、それとも「腐敗につながる白カビ」なのかという点だ。この2つを明確に見分けるには、形状・分布・匂いの3つのポイントを観察すればよい。
まずブルームは、蕾の表面全体に均一にうっすらと広がっており、指で強くこすると緑色の地肌が顔を出す。水滴を弾く強力な撥水性を持つのが特徴だ。一方で白カビは、特定の場所に局所的に発生し、綿毛状やフワフワした立体的な構造を持っている。水に濡れると撥水せず、しんなりと馴染んでしまう。
さらに、匂いの違いも決定的な判断材料になる。ブルームには無臭または青々しい野菜独特の香りしかないが、白カビが生えている場合は酸っぱい異臭やカビ臭、土臭さが漂う。カビ毒のリスクに関して厚生労働省も注意を呼びかけている通り、白カビを取り除けば大丈夫と考えて食べるのは危険だ。菌糸が内部まで深浸している可能性が高いため、カビが確認された場合は思い切って廃棄する決断が必要になる。