ソフトボールのルールを徹底解説!野球との違いと勝敗を分ける独自規定
ソフトボールを初めて観戦する人が最も混乱しやすいのが、選手起用に関する特殊ルールです。野球の指名打者(DH制)と似て非なる「DP(打撃専門選手)・FP(守備専門選手)」のシステムは、より柔軟な采配を可能にしています。
DP(Designated Player)は打撃のみを担当し、FP(Flex Player)は守備のみを担当します。DH制との決定的な違いは、「DPがFPの守備位置に就いて守備を行うことができる」「FPがDPの打順に入って打撃を行うことができる」という相互乗換の柔軟性にあります。この際、一時的にスターティングメンバーが9人から8人に減少しても違反にはなりません。
さらに、ソフトボールには「リエントリー(再出場)ルール」が存在します。先発出場した9人(または10人)のプレーヤーは、一度ベンチに退いても、自分の元の打順であれば一度だけ試合に再出場できます。終盤の勝負どころで代走や代打を惜しみなく投入し、守備固めでエースや主将をグラウンドに戻すといったダイナミックな戦術が成立するのは、このリエントリー制度があるためです。