ケーキやピザの10等分は裏ワザで解決!失敗しない切り分けの全技術
どれほど角度が正確でも、カットの段階で生クリームが引きずられたり、スポンジが潰れてしまっては台無しです。プロの現場で行われている「美しく切るための鉄則」を押さえておきましょう。
最大のポイントは「包丁の温度管理」です。
1. 包丁を45〜50度のお湯で温める
大きめのマグカップやボウルに約50度のお湯を用意し、包丁の刃全体を浸して温めます。温まったら清潔なふきんで水分をしっかり拭き取ります。温かい刃が生クリームの油脂分をわずかに溶かし、断面が鏡面のようにツヤツヤに仕上がります。
2. 刃を押し込まず、手前に引くように滑らせる
上から真下に体重をかけて押し込むと、スポンジが押し潰れてクリームがはみ出します。包丁の先端をケーキの中心に当て、手前へスーッと引くようにして切るのがコツです。
3. 1回切るごとに必ず包丁を拭いて温め直す
もっとも多くの人が怠りがちなのがこの工程です。一度切ると刃にクリームやスポンジの破片が付着します。これを残したまま次のカットに入ると断面が汚れる原因になります。「切る → 拭く → 温める → 切る」のサイクルを10回繰り返すことが、美しい仕上がりを約束します。