B'z 2018年セトリ完全解説!30周年Hinotoriと味スタの真実
「HINOTORI」ツアーが歴代のPleasureの中でもひときわ高い評価を受ける要因の一つが、非常に豪華かつ意味深な日替わり曲のラインナップです。アリーナ公演とスタジアム公演、さらには同一会場の初日と2日目で大胆にピースを入れ替える手法が取られました。
主要な日替わりスロットのバリエーション
- バラード枠A:「月光」 ⇄ 「TIME」
- ファン垂涎ポップ枠:「恋心(KOI-GOKORO)」 ⇄ 「もう一度キスしたかった」
- ピアノ弾き語り枠:「ALONE」 ⇄ 「消えない虹」 ⇄ 「星降る夜に騒ごう」
- スケール枠:「Calling」 ⇄ 「OCEAN」
- アンコール枠:「Brotherhood」 ⇄ 「RUN」
「月光」と「もう一度キスしたかった」という初期屈指の哀愁漂う名曲が同日に組み合わされた日もあれば、「TIME」と「恋心(KOI-GOKORO)」でスタジアム全体が一体となるポップなアプローチを見せる日もありました。また、松本がグランドピアノの前に座ってイントロを奏でた「ALONE」に対し、一部公演では1995年以来の演奏となった幻の名曲「消えない虹」や「星降る夜に騒ごう」が披露され、古参ファンを歓喜させました。
なぜここまで日替わり曲に重みを持たせたのか――その真相は、30年を支えてくれたファン一人ひとりに対する「どの時代から応援していても絶対に胸に刺さる瞬間を作る」というバンド側の強いホスピタリティにありました。アンコールで歌われた「Brotherhood」の「We'll be alright」というフレーズは、各地のファンとバンドの絆を強固に再確認させるアンセムとして機能していました。