帝王切開の傷跡が痒い・盛り上がる?ケロイドの正体と最新治療法
Q1:傷跡の痒みやチクチクした痛みが夜間にひどくなります。自宅ですぐできる応急処置はありますか?
A1:患部を保冷剤や冷たいタオルで冷やす(クーリング)ことで、一時的に神経の興奮と血流を抑え、痒みを緩和できます。また、下着のゴムが直接傷口に当たらないよう、ハイウエスト設計の産後用ショーツを着用し、物理的摩擦を徹底して排除してください。
Q2:授乳中ですが、皮膚科で処方されるステロイド注射やリザベンの内服は受けられますか?
A2:ステロイド注射は局所投与であるため全身への移行は極めてわずかですが、医師によって授乳期の判断が分かれる場合があります。内服薬のリザベンは母乳移行が報告されているため、授乳中は処方を控え、ドレニゾンテープなどの外用薬治療を中心に行うのが標準的な方針です。必ず担当医に授乳中であることを伝えてください。
Q3:出産から1年以上経過して傷が硬くなってしまいましたが、今からでも治療効果はありますか?
A3:十分に効果が期待できます。年数が経過して成熟しかけた瘢痕であっても、ステロイド局所注射やレーザー治療を組み合わせることで、盛り上がりを平坦化させたり、硬さを和らげたりすることは可能です。諦めずに形成外科専門医へ相談することをお勧めします。