お風呂の追い焚き配管掃除術|黒いカスの正体と2026年最新リセット法

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お風呂の追い焚き配管掃除に着手する前に、必ず自宅の浴槽に備え付けられた「循環口」のタイプを判別しなければなりません。構造を無視して不適切な洗浄剤や手順を用いると、汚れが抜けきらないばかりか、給湯器本体の故障を誘発します。

日本の住宅に普及している風呂釜は、大きく分けて以下の2種類が存在します。

  • 一つ穴タイプ(強制循環式):現代の戸建てやマンションの大半に採用されている構造。ポンプの力で強制的に湯を循環させるため配管が細く、流速が速いのが特徴。穴の内部に設けられたフィルターカバーにゴミが溜まりやすい。
  • 二つ穴タイプ(自然循環式):築年数の経った住宅やバランス釜に見られる構造。下の穴から冷たい湯を吸い込み、上の穴から温まった湯を吐き出す対流現象を利用している。配管が太く水流が緩やかなため、管内に湯垢が滞留・沈殿しやすい。

【一つ穴タイプの徹底洗浄手順】
まず、循環口のフィルターカバーを取り外し、古い歯ブラシなどで網目に詰まった髪の毛や湯垢を中性洗剤でブラッシングします。次に、浴槽の穴より約5cm上まで水(または残り湯)を張り、規定量の洗浄剤を投入します。このとき、給湯温度を45℃〜48℃前後の高めに設定し、追い焚きを20〜30分間稼働させます。配管内に洗浄成分を行き渡らせたら、約1〜2時間放置して汚れを浮かせます。排水後は再度水を張り、すすぎのために5〜10分間追い焚き運転を行って配管内の残留薬剤を完全に押し流します。

【二つ穴タイプの徹底洗浄手順】
二つ穴の場合、ポンプによる強い水流がないため、物理的なアプローチを組み合わせる必要があります。下の穴を濡れタオルなどで隙間なく塞ぎ、上の穴から直接粉末洗浄剤を流し込みます。そこに50℃前後の熱湯をやかんなどで注ぎ込み、管内部を満たして30分〜1時間放置します。その後、下のタオルの栓を抜き、上下の穴へシャワーのホースを密着させて勢いよく水を放水し、剥離した湯垢を一気に押し出します。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。