石川島播磨重工業はなぜIhiへ改称?造船撤退の真相と防衛での躍進
Q1:なぜ「石川島播磨重工業」から「IHI」へ社名を変更したのですか?
A1:海外市場での認知度向上と発音のしやすさを目指したグローバルブランド統一が最大の理由です。また、「重工業=旧来型の造船・製鉄機械」というイメージを脱し、航空宇宙やエネルギー分野を軸とした高付加価値ソリューション企業への進化を象徴する狙いがありました。
Q2:IHIは現在、船の建造を完全に取りやめたのですか?
A2:IHI単独での大型商船建造からは撤退しています。造船事業はJFEグループ等との合弁会社「ジャパン マリンユナイテッド(JMU)」に統合・移管されており、現在は関連会社を通じた関与や艦艇向けガスタービンエンジンの供給など、高度な技術分野に特化しています。
Q3:三菱重工や川崎重工と比べた時のIHIの一番の武器は何ですか?
A3:最大の武器は「航空エンジン分野における圧倒的な技術力とシェア」です。防衛省向け戦闘機エンジンの開発実績はもちろん、世界の主要旅客機エンジンの国際共同開発において不可欠なパートナーとしての確固たる地位を築いています。