日立のリストラはなぜ起きたのか?黒字構造改革の真相と最新動向

日立のリストラはなぜ起きたのか?黒字構造改革の真相と最新動向に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

リストラや再編の痛みを経て、現在の日立の成長ドライバーとなっているのが、独自のデジタルソリューション群「Lumada(ルマーダ)」です。

Lumadaは、顧客が持つデータと日立の現場知見(OT)を掛け合わせ、業務の自動化や省エネ、予知保全などを実現する基盤事業です。かつては売上高の補助的な位置づけでしたが、近年では売上収益が2兆円台後半から3兆円規模へと急拡大し、グループ全体の利益率を押し上げる絶対的な柱へと成長しました。

最新の動向としては、生成AIの社会インフラへの実装や、買収したGlobalLogicのデジタル開発力を活かしたグローバル展開が加速しています。ハードウェアの単体売りから脱却し、継続的なサービス料を得る高収益モデルを確立した日立の事業構造は、かつての重電・電機メーカーの面影を感じさせないほど洗練されています。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。