混雑を避けて絶景を満喫!立山アルペンルート究極の攻略ガイド
立山の歴史は、今から1300年以上前の飛鳥時代に遡る。伝説によれば、越中国司の息子であった佐伯有頼(後の慈興上人)が、手負いの白くかがやく鷹を追いかけて山深くへ分け入った際、阿弥陀如来の霊告を受けたことが立山開山の始まりとされる。
以来、立山は富士山や白山と並ぶ日本三大霊山の一つとして信仰を集め、立山曼荼羅に描かれるような「地獄と極楽が同居する聖地」として多くの修験者や参拝客を惹きつけてきた。厳しい自然環境と神聖な雰囲気が守られてきたこの地は、近代以降の交通網整備によって大きくその姿を変えていくことになる。
かつては限られた参拝者しか踏み込むことができなかった雲上の世界が、今や世界中から旅行客が訪れる「山岳リゾート観光」の地へと昇華した。古くからの霊峰信仰という文化的歴史背景と現代のツーリズムが見事に融合した空間は、訪れる者に深い感慨を与えてくれる。