歓楽街の光と影、オッパブの境界線と摘発の最前線を徹底追跡
看板に掲げられた「おっぱいパブ」、通称オッパブ。いわゆるセクシーキャバクラと同義で語られることも多いが、決定的な違いはキャストへの直接的な身体接触が公然とシステム化されている点にある。通常のキャバクラが会話と疑似恋愛を売る場であるのに対し、ここでは時間内に定められた直接的な触れ合いが最初から料金に含まれている。酒を飲む空間でありながら、風俗的要素を濃厚に帯びる独特のハイブリッド業態だ。
料金の仕組みもシビアだ。基本セット料金は50分から60分で5,000円から8,000円前後が標準的な相場とされる。だが、これだけで済むと信じるのはあまりにナイーブにすぎる。席に着けば間髪を入れず「キャストドリンク」の注文を促され、1杯あたり1,000円から1,500円が加算されていく。さらに指名料やサービス料、消費税などが重なり、会計時には入店時の提示額の倍近くに跳ね上がることも珍しくない。
店内の掟も厳格だ。キャストの胸部へのタッチは許可されていても、下半身への接触や粘膜接触は固く禁じられている。過度な要求をすれば即座に黒服(男性スタッフ)が割って入り、強制退店や違約金の請求に発展する。欲望を刺激しながらも冷徹に引かれた境界線。この緊張感こそが、この空間を維持する絶対的なルールなのだ。