ミッシェルガンエレファント4人の軌跡と現在|30周年に辿る伝説の真実
フロントマン2人を喪失した中にあって、強靭なリズムセクションを支えていたベーシストのウエノコウジさんとドラマーのクハラカズユキさんは、現在も現役トップランナーとして音を鳴らし続けています。
ウエノコウジ:the HIATUSからセッションワークまで奔走
ウエノコウジさんは、ミッシェル解散後にRadio Carolineを結成したほか、2009年からは細美武士(ELLEGARDEN)率いるthe HIATUSのベーシストとして定着。重厚かつメロディアスなベースラインで、ラウドロックからオルタナティブ、ジャズを取り入れた複雑なアプローチまで幅広くこなす日本屈指のベースプレイヤーとして評価されています。
さらに、勝手にしやがれの武藤昭平さんとのアコースティック・ユニット「武藤昭平 with ウエノコウジ」での泥臭い演奏や、吉川晃司さんのサポートアクトなど、多岐にわたる現場で精力的な活動を展開。50代後半となった現在も、その圧倒的な長身と立ち姿の美学は変わらず、多くのロックキッズの憧れであり続けています。
クハラカズユキ:The Birthdayを守り抜き、叩き続ける孤高のビート
ドラムのクハラカズユキさんは、ミッシェル解散後、チバユウスケさんと再びタッグを組みThe Birthdayを結成。約17年間にわたり屋台骨としてチバさんの背中を支え続けました。チバさんの闘病中や逝去後も、バンドの存続と音源の管理に誠実に向き合い、ファンに向けて真摯なメッセージを発信し続けました。
並行して、うつみようこ&YOKOLOCO BAND、山本久土さんとのM.J.Q、毎年恒例のチャリティライブ「緊急ナイト」など、大小問わず全国のライブハウスの現場に立ち続けています。手首のスナップを利かせた正確無比でダイナミックなドラムプレイは健在で、日本のロックシーンにおいて最も信頼される名ドラマーのひとりです。