わいせつな行為とはどこから?不同意わいせつ罪の境界線と逮捕基準

わいせつな行為とはどこから?不同意わいせつ罪の境界線と逮捕基準の背景について、最新情報を詳しくお届けします。

法律実務において、わいせつ行為の法律上の定義は最高裁判所の判例に基づき、「いたずらに性欲を刺激・興奮・満足させ、普通人の正常な性的羞恥心を害し、善良な性的道義観念に反するもの」と規定されています。主観的に好意やスキンシップのつもりであったとしても、客観的に見て性的羞恥心を侵害する行為であれば、法的なわいせつ性に該当します。

日常的なスキンシップとわいせつな行為はどこから区別されるのかという点について、判断基準となるのは「接触した身体部位」「行為の態様」「当事者間の関係性」、そして「明確な同意の有無」です。例えば、肩や背中を軽く叩く行為は通常のコミュニケーションとみなされやすい一方、胸、臀部、太もも、下腹部などの性的な意味合いを持つ部位への接触は、相手の同意がない限り一発で違法性を帯びます。

「嫌がっていなかった」「拒絶されなかった」という主観的な言い分は通用しません。沈黙や恐怖によるフリーズ状態は法的な同意とはみなされず、相手が明確かつ自発的に受け入れていない接触は、すべて違法な性的侵害と評価されるリスクを抱えています。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

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