頚椎ヘルニアでやってはいけない事!悪化を招くNg習慣と最新の治し方
Q1:痛みが強いとき、お風呂で温めるのと湿布で冷やすのはどちらが正解ですか?
A1:発症直後や痛みが急激に強くなった急性期(発症から数日〜2週間程度)は、患部で強い炎症が起きているため、長風呂や熱いシャワーで温めると血管が拡張して神経浮腫が悪化します。急性期は冷湿布やアイスパックで首筋を適度に冷やし、痛みが落ち着いた慢性期(鈍いコリ感が中心の時期)に入ってからぬるめのお湯で温めて血行を改善させるのが正しいアプローチです。
Q2:デスクワークを休めない場合、職場で悪化を防ぐ対策はありますか?
A2:パソコンモニターの上端が目線の高さになるようディスプレイ台やスタンドを設置してください。顎が前に突き出る「ストレートネック姿勢(クレーンネック)」は、首に20kg以上の負荷をかけます。椅子に深く腰掛け、骨盤を立てて背もたれを使い、30分に一度は顎を軽く引いて姿勢をリセットする習慣を徹底しましょう。また、肘掛けを使って腕の重みを免荷することも首への負担軽減に極めて有効です。
Q3:民間療法のカイロプラクティックや整体で「骨のズレを戻す」施術を受けても大丈夫ですか?
A3:厚生労働省からも注意喚起がなされている通り、頸椎に対する急激な回旋衝撃を加えるスラスト手技(急激に首をひねってボキッと鳴らす矯正)は重大な医療事故のリスクがあり絶対におすすめできません。脱出したヘルニアを外側からの力で元の位置に押し戻すことは解剖学的に不可能です。確定診断のないまま民間療法に頼ることは避け、まずは必ず日本整形外科学会認定の脊椎脊髄病医によるMRI検査を受けてください。