弊社・御社・貴社の違いとは?面接・メールで恥をかかない使い分け術

弊社・御社・貴社の違いとは?面接・メールで恥をかかない使い分け術について見逃せない ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。

インターネット上のビジネスマナー解説では、「対外的な発信では常に『弊社』を使わなければ非礼にあたる」といった極端な言説が見受けられます。しかし、これは実務実態に即していない誤解です。

「当社」は、過度なへりくだりを排し、公正・中立な立場から事実を提示する場面で極めて重要な役割を果たします。

例えば、プレスリリース(報道関係者向け公式発表)や企業のコーポレートサイト、IR資料(決算説明書)では「当社」が標準表記です。不特定多数の社会やステークホルダーに対して企業の公式見解を発表する際、特定の誰かに頭を下げる必要はないため、独立した事業主体として「当社」を用います。

また、B2B契約書や利用規約における「甲(以下、当社という)」という定義や、法廷・記者会見の場においても「当社」が用いられます。客観的な責任主体を明示する場面で「弊社」を使うと、法的な主張の明確性を損なう懸念があるためです。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。