フォーロックとは?4WdのLockモードの仕組みと雪道での正しい使い方
ドライブ中に最も迷いやすいのが「AUTO」と「LOCK」の使い分けです。両者の最大の違いは、駆動力配分が「後追い制御」か「事前直結」かにあります。
AUTOモードは、車輪の回転差センサーがスリップを検知した瞬間に、コンピューターが判断して後輪へトルクを配分します。舗装路から多少の圧雪路まで燃費と操縦安定性を両立できる万能モードですが、タイヤが一瞬空転してから制御が入るため、完全な深雪や泥濘地では初期の空転が原因で地面を掘り進んでしまうリスクがあります。
一方のLOCKモードは、タイヤが滑り出す前から前後輪に均等な駆動力を常時伝達します。発進時から4輪すべてが地面を力強く捉えるため、初期スリップを最小限に抑え、路面を掘り崩さずに前進する圧倒的な脱出力を発揮します。