双極性障害の躁状態を見抜く兆候と接し方|浪費・多弁の真相と最新治療
双極性障害を理解する上で避けて通れないのが、「双極I型障害」と「双極II型障害」の相違点です。両者の最大の違いは、現れる躁状態の強さと期間、そして社会生活に及ぼす影響の度合いにあります。
双極II型で見られる「軽躁状態」は、本人が困っていないように見えるため見逃されがちですが、その後に訪れる重い抑うつ期との落差で生命の危機を招くことがあります。以下は、臨床現場で用いられる基準を参考にした簡易チェックリストです。
📋 【軽躁状態のセルフ&周囲向けチェックシート】- 普段より明らかに口数が多く、相手の話を聞かずに喋り続けてしまう
- 睡眠時間が普段より2時間以上短くても、昼間に眠気や倦怠感を覚えない
- 頭の回転が異常に速く感じられ、複数の突飛な計画を同時に進めたくなる
- 普段は買わないような高額商品や不要なサービスを迷わず衝動買いしてしまう
- 他人の意見や少しの指摘に対して、我慢できず攻撃的・批判的に反論する
- 気が散りやすく、次々に注意が移って一つの作業を最後まで完遂できない
※上記のうち3項目以上(気分の高揚や易怒性が主体の場合は4項目以上)が4日以上続き、普段の本人とは明らかなギャップがある場合は、専門医への相談が推奨されます。